Subject   : ステファン・ボルツマンの法則(Stefan-Boltzmann’s law of radiation)

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 ステファン・ボルツマンの法則(Stefan-Boltzmann’s law of radiation)
 黒体の発するエネルギー量を黒体の絶対温度の関数として与える法則。黒体の単位面積から単位時間に放射されるエネルギーWは黒体の絶対温度Tの4乗に比例する。
 W=σT4
ここでは、σはステファン・ボルツマン定数で、 σ=2π5k4/15c2h3=5.67×10-8W・cm-2・K-4である。これは、プランクの法則をすべての波長について積分して導かれる。
 きわめて広い波長範囲にわたって感度を有する熱形の検出器を用いて熱放射を観測したとき得られる出力は上記Wにほぼ比例するので、この法則を用いて温度測定を行う放射計もある(全放射計)。しかしリモートセンシングでは熱形検出器はあまり使われず、大気の透過率を考慮してもこの法則が直接適用できる例は稀である。

 ○ 地質構造

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