Subject : ポッケルス効果
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ポッケルス効果
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ポッケルス効果は、誘電体の等方性結晶において電場をかけると複屈折性を示す現象である。その時、電場の強さに比例して屈折率が変化するのがポッケルス効果である。これに対し、電気光学カー効果は2乗に比例するものを指す。カー効果と異なり、圧電性のある点対称でない結晶に電圧を交差させなければ起きない現象である。
ポッケルス効果を起こすものは、圧電性のある等方性結晶である。しかし、透明でなければポッケルス効果を見ることができないので、圧電性の結晶の中でも特にADPやKDPなどがポッケルス効果を起こす素子として利用されている。
ポッケルス効果(Pockels effect)
電場を加えたとき,ある種の結晶において,屈折率のテンソルが,電場の強さの一次に比例して変化する現象をいう.圧電性のある結晶に光線を照射して,これと直角方向に電場を印加すると,結晶が複屈折性を帯びて,入射光線が2本に分裂する.これをポッケルス効果という.別名を一次電気光学効果ともいう.このような結晶を用いて光の強さを電場により変調することができる。
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