Subject : 電磁誘導(electromagnetic induction)
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電磁誘導(electromagnetic induction)
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1820年エルステッド( H.C.Oersted)は電流による磁力を発見しており、1831年、ファラデー(M.Faraday)は磁石とコイルの相対運動によって電流が流れることを実証しました。
(先にジョセフ・ヘンリーに発見されている。)
それは電磁誘導(electromagnetic induction)という現象で、コイルに磁石を出し入れするとコイルに電流が流れ、逆にコイルに電流を流すと磁石に力が生じるることを発見したのです。
つまり、磁束を変化させると電荷を動かす(電流を流す)ことができ、電荷が動く(電流を流す)と磁界が発生し磁石に力を及ぼす現象で、発電機や電動機(モータ)の原理になっています。
電磁誘導とは磁束が変動する環境下に存在する導体に電位差(電圧)が生じる現象である。また、このとき発生した電流を誘導電流という。
ファラデーは閉じた経路に発生する起電力が、その経路によって囲われた任意の面を通過する磁束の変化率に比例することを発見した。すなわちこれは導体によって囲われた面を通過する磁束が変化した時、すべての閉回路には電流が流れることを意味する。これは、磁束の強さそれ自体が変化した場合であっても導体が移動した場合であっても適用される。
- ○ 電磁誘導加熱
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コイルに強い電流を流すと、強力な磁場が発生する。この上に電気を通しやすい鉄、ステンレスといった金属を置くと電磁誘導により渦電流が発生し抵抗により金属が発熱する。この原理を電磁誘導加熱(IH, induction heating)といい、IHクッキングヒーターを代表とする電磁調理器がある。
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