Subject  : りんご

カテゴリー: 趣味> 園芸


 りんご(apple(英)pomme(仏)apfel(独)mela(伊) )
 
植物分類 バラ科 リンゴ属
品種 ふじ|つがる|陸奥|紅玉|グラニースミス|ジョナゴールド|アルプス乙女|王林|ピンクレディー
旬な時期
栄養価 食物繊維やビタミンC、ミネラル、カリウムが豊富。
効能 整腸作用、血圧低下、抗酸化作用、疲労回復、動脈硬化予防

1日1個のリンゴは医者を遠ざける (An apple a day keeps the doctor away.) という諺があるぐらい、リンゴは栄養価が高いことが知られている。 また、リンゴに含まれるリンゴポリフェノールには脂肪の蓄積を抑制する効果があることが、アサヒビールと弘前大学の研究者グループによるラットを使った実験により明らかになった。

リンゴに含まれるリンゴポリフェノールには脂肪の蓄積を抑制する効果があることが、アサヒビールと弘前大学の研究者グループによるラットを使った実験により明らかになった。

トルコで約8000年前の炭化したリンゴが発見されている。スイスでは遺跡から約4000年前のリンゴの化石が見つかっており、その時点で既にリンゴは栽培されていたとする研究がある。16 - 17世紀頃になるとヨーロッパでリンゴの栽培が盛んになり、17世紀前半にはヨーロッパからアメリカへ持ち込まれ、現在では世界中の寒冷地でリンゴが栽培されている。
日本へは中国から最初に持ち込まれ「和りんご」などと呼ばれていたが、西洋から西洋リンゴが持ち込まれると日本でも西洋リンゴの方が一般的になった。現在、和リンゴは長野県上水内郡飯綱町で一軒の農家が栽培してその姿を伝えている[1]。和リンゴの実は、大きさ直径3 - 4センチ、重さは30グラムぐらい。熟すると赤くなり、収穫適期はお盆前である。
中国の書物『本草綱目』に「林檎一名来禽,言味甘熟則来禽也。」(林檎(りんきん)の果は味が甘く能く多くの禽(鳥の意)をその林に来らしむ。故、来禽(らいきん)の別名がある)との記述がある。
平安時代中頃の書物『和名類聚抄』には「利宇古宇(りうこう、りうごう)」としてリンゴが記述されており、これが訛って「りんご」になったと考えられている。

眠気覚ましにコーヒーに含まれるカフェインが有効であるのは知られているが、リンゴを丸のままひとかじりするほうが即効性がある。
 ⇒ 果実類

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