Subject  : いびき

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 いびき
寝ている時、喉の回りや舌の筋肉がゆるんでたるみ、奥の方に舌根や口蓋垂(のどちんこ)が落ち込んでのどを狭めるため、空気が通る度に、のどの壁が振動していびきが起こる。特に上を向いている時や、口を開けて舌根が落ち込みやすくなっていると、いびきをかきやすくなる。 また、肥満して首の周辺に脂肪がついたり老化によって筋肉がたるんできたりすると、さらに上気道が狭まって呼吸しにくくなり、いびきをかきやすくなります。お酒を飲んだときや疲れたときにいびきをかくのは筋肉が弛緩するからです。また、鼻アレルギーや副鼻腔炎など鼻の病気があると、上気道に炎症を起こして鼻がつまり、いびきの原因になります。
いびきをかいている人は、寝ている時に空気の通り道が狭くなっているので、もちろん良い事ではないが、規則正しく呼吸を続けているのならば「うるさい」という以外に、特に健康上の問題はないが、。熟睡できないのはもちろん、最悪の場合には突然死という事もありえる。

● 睡眠時無呼吸症候群
心配しなくてはならないのは、睡眠時無呼吸という障害。7時間以上の睡眠中に、一時的に20〜40秒も続く呼吸停止が30回以上起きること。大きないびきのあと、突然無呼吸となり、その後、空気が抜けるような「ヒュー」という音や、「グググッ、ガー」と突然また大きないびきをかく場合は要注意である。無呼吸時の酸欠状態は、高血圧や心臓病を引き起こし、最悪の場合、脳卒中や突然死という事も!
また、上気道がふさがって呼吸が止まると呼吸を再開させるときに脳が覚醒します。本人は眠っているつもりでも、睡眠中に脳が何度も目覚めるので質の悪い眠りになり、日中に強い眠気が残ります。そのために仕事の能率が落ち、職種によっては大きな事故につながる危険性をはらんでいます。
最も考えられる原因は肥満。太っていればそれだけ、のどの回りに余分な筋肉がついて舌が垂れ下がりやすい。他に、あごやのどの形の異常、扁桃腺の肥大、睡眠薬やアルコールなどによる筋肉の緊張の低下が考えられる。以下のポイントを改善してみよう!深刻な場合は専門医へ。
いびき改善策

1 肥満解消
2 ストレス解消
3 お酒を減らす
4 鼻の障害に注意
5 体の抵抗力アップ
6 横向きに寝る(背中側に毛布などをあてたり、枕に傾斜をつける)
7 口呼吸をやめる(いびき防止用のマウステープを使用)
 ⇒ 睡眠の種類とサイクル

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