薬の相互作用を防ぐには

薬の相互作用は処方薬同士の組み合わせで多くみられますが、アスピリン、制酸薬、充血緩和薬など、最も一般的な市販薬（非処方薬）も含まれます。多くの人はアルコールを薬とは考えませんが、アルコールも薬物と同様に生体のプロセスに影響を及ぼし、さまざまな薬と相互作用を起こします。市販薬やサプリメント、ハーブなどの栄養補助食品も含め、どんな薬でも新たに服用する場合は事前にかかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。

　◆　自分がかかっているすべての病気と薬を一覧表にまとめる。

市販薬やサプリメント、ハーブなどの栄養補助食品も含め、使用しているすべての薬を一覧表にまとめましょう。複数の医師にかかっている場合は、必ずそれぞれの医師に服用しているすべての薬を知らせておきましょう。

　◆　危険性のチェックをしてもらおう。

患者1人ひとりの完全な薬歴管理を実施している薬局を選び、すべての処方せんをその薬局で調剤してもらう。

　◆　薬の使用目的と作用についてよく知っておく。

薬剤師と相談したり、インターネットで調べて、起こりうる薬の副作用についてよく知っておく。 薬の服用法や服薬のタイミング、他の薬と同時に服用できるかどうかについて、よく薬剤師と相談しましょう。

　◆　薬の使用に関係しているかもしれない症状をメモしましょう。

薬の使用に関係しているかもしれない症状は医師や薬剤師に報告する。 例えば、この薬を飲んだら動悸や呼吸困難が起こったとか、頭痛がしたとか。

　⇒　薬と薬の相互作用