Subject   : 糖原性アミノ酸とケト原性アミノ酸

カテゴリー  : 学術情報 > 生化学


 糖原性アミノ酸とケト原性アミノ酸
 脱アミノ化されて生じるα-ケト酸は(1) 糖の合成,(2) ケトン体や 脂肪酸の合成に利用される。アミノ酸によっては,(1) と(2)の両方に関わるものもある。

■ 糖原性(glycogenic)アミノ酸
主として糖新生によるグルコース合成に利用される。

反応 種類
ピルビン酸を経てオキサロ酢酸になる Ala, Gly, Ser,Thr, Cys, Trp
スクシニル-CoAになりTCA回路に入る Ile, Met, Val
オキサロ酢酸になりTCA回路に入る Asp, Asn
α-ケトグルタル酸になりTCA回路に入る Arg,Glu, Gln,His,Pro
フマル酸になりTCA回路に入る: Phe, Tyr Phe, Tyr



■ ケト原性(ketogenic)アミノ酸
主としてアセトアセチ ル-CoAを経てアセチル-CoAになる。ケトン体や脂肪酸 の合成に利用される

反応 種類
アセト酢酸やアセチル-CoAだけになる
(糖新生には使わ れない):
Leu, Lys
糖新生にも使われるがアセチル-CoAもつくる Phe,Tyr, Ile, Trp, Thr



 ⇒ クエン酸サイクル

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