受容体のタイプ | 主な作用 | 作動薬 | 作拮抗薬 |
---|---|---|---|
アルファ1 | 闘争・逃走反応 | メトキサミン、フェニレフリン | ドキサゾシン、プラゾシン、タムスロシン、テラゾシン |
アルファ2 | インスリン分泌や血小板凝集 | クロニジン | ヨヒンビン |
ベータ1 | 心拍数や心収縮力 | ドブタミン、イソプロテレノール | テノロールやメトプロロールなどのベータ遮断薬 |
ベータ2 | 消化管、尿路の平滑筋拡張 | アルブテロール、イソエタリン、テルブタリン | プロプラノロール |
コリン作動性 ムスカリン |
心拍数と心収縮力の低下。気道の収縮。全身の血管拡張 | ベタネコール、カルバコール | アトロピン、イプラトロピウム、スコポラミン |
コリン作動性 ニコチン |
骨格筋の収縮 | 一般的に不使用 | アトラクリウム、パンクロニウム、ツボクラリン |
H1(ヒスタミン) | アレルギー反応の誘発、気道および消化管の筋収縮、小血管の拡張、眠気(鎮静作用) | 一般的に不使用 | セチリジン、クロルフェニラミン、クレマスチン、ジフェンヒドラミン、フェキソフェナジン、ロラタジン |
H2(ヒスタミン) | 胃分泌の刺激 | 一般的に不使用 | シメチジン、ファモチジン、ニザチジン、ラニチジン |