種類 | メモ |
---|---|
インターフェロン-α (IFNα、オーアイエフ、スミフェロンほか) |
アルファ(α)型は多発性骨髄腫や慢性骨髄性白血病、腎臓がん、一部の悪性リンパ腫に用いられます。 |
インターフェロン-β (IFNモチダ、フエロン) |
ベータ(β)型はメラノーマ(悪性黒色腫)、脳腫瘍(膠芽腫、髄芽腫、星細胞腫)に用いられます。 |
インターフェロン-γ (イムノマックス-γ、オーガンマ、ビオガンマ) |
ガンマ(γ)型は腎臓がん、成人T細胞白血病、菌状息肉症(悪性リンパ腫)に用いられます。 |
インターロイキン (イムネース、セロイク) |
免疫系がん細胞を攻撃する際に中心となるT細胞の増殖を促進するとともに、がん細胞を破壊するNK(ナチュラルキラー)細胞の働きを高めます。 |
ウベニメクス (ベスタチン) |
非特異的な免疫賦活作用を持つ薬で、マクロファージやNK(ナチュラルキラー)細胞などの免疫細胞の働きを高め、がん細胞の増殖を抑えるとされています。 |
乾燥BCG (イムノブラダー、イムシスト) |
膀胱注入による治療が、表在性膀胱がんの初期治療の第1選択肢とみなされています。一般に再発リスクの高い患者に使用され、80〜90%でがん細胞が完全に消失するといわれています。 |
レンチナン (レナカット、レンチナン) |
シイタケから抽出された多糖体(βグルカン)です。キラーT細胞、マクロファージ、NK(ナチュラルキラー)細胞などの働きを活性化させると考えられています。 |