Subject : コクサッキーウイルス (Coxsackievirus )
カテゴリー : 学術情報 > 生化学
コクサッキーウイルス (Coxsackievirus )
-
コクサッキーウイルス (Coxsackievirus )は、 ピコルナウイルス科
エンテロウイルス属 に属する、 エンベロープを持たない 直鎖の 一本鎖プラス鎖RNAウイルス である。 同じくエンテロウイルス属の仲間には ポリオウイルス や エコーウイルス・ パレコウイルスがあり、コクサッキーウイルスは 国際ウイルス分類委員会 の分類では「エンテロウイルスA型」と「エンテロウイルスB型」に相当する 。 エンテロウイルス属は人間に対する病原体として最も一般的かつ重要なものであり、多くは 糞口感染 、また 飛沫感染 を来す。
コクサッキーウイルスはA群 (Group A) とB群 (Group B) のふたつに分けられるが、これは初期の研究で得られた新生児マウスに対する病原性に基づいている 。マウスにおいて、A群は全身の筋炎による弛緩性麻痺、B群は痙性麻痺(筋の局所損傷と神経組織の変性が原因)を引き起こすと報告されている 。
コクサッキーウイルスが細胞感染を起こす場合は、アデノウイルスと同じCoxsackievirus and adenovirus receptor(CAR) を介する。
<出典:Wikipedia>
- ■
-
⇒
ウイルスの種類
[メニューへ戻る]
[カテゴリー一覧]
[HOMEへ戻る]
[用語索引]
[前のページに戻る]