Subject   : C型肝炎ウイルス

カテゴリー  : 学術情報 > 生化学


 C型肝炎ウイルス
 C型肝炎ウイルスはフラビウイルス科に属する。直径55〜65ナノメートルの球形粒子で、エンベロープをもっている。1本鎖RNAウイルスである。HCVは遺伝子塩基配列に多様性があり、50種類以上の遺伝子型に分けられている。それぞれの遺伝子型によって、地域分布性、病原性や抗ウイルス剤としてのインターフェロンの感受性などが異なる。感染症として、慢性肝炎疾患となる比率が高く(50〜80%)、肝硬変を経て、原発性肝癌へと進展があるといわれる。C型肝炎ウイルスは、1989年、輸血後発症した非A非Bといわれていた患者の血漿(けっしょう)を接種したチンパンジーの血漿からウイルス遺伝子をクローニングcloning(遺伝子のクローンをつくること)することにより発見された。

<出典:Wikipedia>

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 ⇒ ウイルスの種類

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