Subject : フラビウイルス科(Family Flaviviridae)
カテゴリー : 学術情報 > 生化学
フラビウイルス科(Family Flaviviridae)
-
フラビウイルス科(Family Flaviviridae)は、一本鎖プラス鎖RNAウイルスのアマリロウイルス目に属する1科。ウイルス粒子は直径40 - 60 nmで、エンベロープを持ち、球状である。学名の由来は黄熱ウイルスにちなむ(ラテン語flavusは黄色の意味)。フラビウイルス科にはフラビウイルス属、ペスチウイルス属、ヘパシウイルス属の3属が存在する。フラビウイルス科のウイルスは有機溶媒、ホルマリン、紫外線などへの抵抗性が低く、容易に不活化する。
フラビウイルス科のウイルスは脊椎動物に広く分布し、多くはベクター(蚊やダニ)を介して伝播する。そのほとんどは不顕性感染であるが、重篤な症状を引き起こすことがある。ウシウイルス性下痢ウイルス1、ウシウイルス性下痢ウイルス2および豚熱ウイルスはニューカッスル病ウイルス(NDV)によってCPEが増強される。特に豚熱ウイルスによるものはEND法として利用される。
本科には脳炎や血小板減少症(出血熱)など重篤な感染症を引き起こすウイルスがいくつか含まれる。
<出典:Wikipedia>
- ■
-
⇒
ウイルスの種類
[メニューへ戻る]
[カテゴリー一覧]
[HOMEへ戻る]
[用語索引]
[前のページに戻る]