Subject : 抵抗温度係数
カテゴリー : 学びの館 > 物理
抵抗温度係数
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温度が変化した時に電気抵抗が変化する割合であり、物体の電気の流しやすさ(抵抗)がどれほど温度に依存するかを示す指標となる。
大きい値を持つ材料ほど抵抗値の温度依存性が大きく、反対に値が小さい材料ほど抵抗値は温度に対して安定である。一般的な金属材料の場合は1 ℃あたり0.1 %台(10のマイナス3乗オーダー)の割合であり、金:4.0×10-3 / ℃、銀:4.1×10-3 / ℃、銅:4.3×10-3 / ℃、アルミニウム:4.2×10-3 / ℃、鉄:9.0×10-3 / ℃である
一般に金属や合金は、温度の上昇につれて抵抗値が上昇し、その温度係数は、1℃の温度変化に対して0.4%(金)、0.39%(白金)、大きいものでも0.66%(鉄)、0.67%(ニッケル)であり、サーミスタが約 ?4%ということは、僅かな温度変化に対して大きく抵抗が変化することです。このことから、サーミスタは精密温度計測や微小温度差コントロールに適した温度センサであるといえる。
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サーミスタ(Thermally Sensitive Resistor)
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