Subject   : ポリエステル

カテゴリー  : 産業・技術 


 ポリエステル
主鎖にエステル結合をもつ重合体で、多塩基酸と多価アルコールとの重縮合などによって得られる。不飽和ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどがある。

● ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPEE)
熱可塑性エラストマーの一つで、ハードセグメントとしてポリブチレンテレフタレート(PBT)系ポリエステル、ソフトセグメントとしてポリメチレングリコール(PTMG)のような脂肪族ポリエーテルからなっている。結晶化速度が速く、射出成形性にすぐれ、機械的強度、耐薬品性とともに、Tgが-70℃以下(PTMG)で、低温柔軟性が良好である。ソフトセグメントの選択によって、耐熱性、耐候性が向上する。主な用途として、油ホース、ダイヤフラム、Oリング、ロール、チューブベルト、電気・電子部品に使用されている。

  ⇒ 汎用プラスチック(汎用樹脂)

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