Subject   : QD-OLED

カテゴリー  : 産業・技術 > 


 QD-OLED
 QD-OLEDは、OLEDの利点を生かし、さらに色の再現力が高いQD (量子ドット:Quantum Dot)の強みまで享受することができる技術である。

既存の量子ドットTVの限界として指摘された厚さ、視野角、応答速度などを克服することが目標だ。

サムスンディスプレイが開発しているQD-OLEDは、LEDバックライトの代わりに青色OLEDを光源として使用する。RGB画素を実現するために、青色OLEDはそのまま、赤と緑は量子ドットを適用した別のカラーフィルタ(CF)を製作し、青OLEDの上に配置した。自ら光を出す自己発光OLEDの色再現力を高める量子ドットを組み合わせる構造を採用した。

QD-OLED方式は、既存の商用化された量子ドットの性能向上フィルム(QDEF)LCDよりも薄くて軽いTVを作ることができる。別のバックライトなしで自己発光する青色OLEDを光源として使用するためである。QDEFを使用する必要がなく、部品点数も減少する。LCDTVの限界である視野角と応答速度の問題も改善することができる。

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