Subject   : 半導体

カテゴリー  : 半導体 


 半導体とは?
金属などの、電気を良く通す物質を、電気の導体 と言います。 電気の導体中には、自由電子が沢山あります。この、沢山の自由電子が、 動き回ることができるので電気を良く通すができます。
一方、プラスチックのような、電気を通さない物質を、電気の絶縁体 (不導体 )と言います。絶縁体には、自由電子は、ほとんどありません。 したがって、電気を流すことができません。
物質が電気を通す、通しやすさは、物質の抵抗率 (体積抵抗率)で表されます。 抵抗率は、形に依存しない物質固有の値です。( 抵抗値は形に依存します。)
抵抗率が、導体と絶縁体との、ちょうど中間にある物質を、半導体 といいます。 シリコンなどの半導体の中には、特殊な性質を持つものがあります。 この特殊な性質を利用して作られた素子が、ダイオードや、トランジスタなどの、 半導体素子 です。

● トランジスタ
増幅機能を持った半導体素子。1947年にアメリカのベル研究所で開発された。真空管に代わる電子素子として様々な機器に組み込まれている。シリコンの板の上にトランジスタや抵抗などの素子をいくつも配置し、全体として一つの機能を持たせたものを集積回路(IC)という。近年ではトランジスタの小型化が急速に進み、ICの集積度は指数関数的に上昇している。


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