Subject   : 先物取引(futures trading)

カテゴリー : 政治・経済


 先物取引(futures trading)
 国や自治体の歳出と歳入の差を表す収支。

 3カ月後とか6カ月後というように、将来の約束の日時に商品の受け渡しと代金の決済をすることを現在時点で契約する取引。

 定期取引ともいう。商品の受け渡しをしないのであれば、転売または買い戻しをして、売買差額を清算することができる。商品の大量生産、大量販売が進むにつれ、価格変動に伴って受ける心配のある損失を防ぐことを目的としたもので、商品取引所はこの取引を専門に行う市場。

● 先物市場(future market)
 先物取引の行われる市場のことで、商品取引市場、外国為替、株式、債券市場などで使われる言葉。
 わが国では1985年10月から東京証券取引所に債券先物市場が開設されたのに続き88年9月から東証と大阪証券取引所で株価指数、89年6月から東京金融先物取引所でユーロ円金利など、通貨、金利の先物市場がスタートした。

● サーキットブレーカー(circuit breaker)
 先物価格が現物価格に先行して大きく下落、または上昇した際に、先物取引を一時中断する措置。
 先物相場の急激な変動が現物相場の混乱を招くのを防ぐことを目的としている。米国では1987年秋の株価暴落時に、先物が現物の株価下落を加速させたとの批判が出たのを契機に導入された。日本では94年2月に日経株価指数300先物が大阪証券取引所に上場したのを機に、大証の日経平均先物、東京証券取引所の東証株価指数(TOPIX)先物とともに導入された。

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