Subject   : ヘッジ会計

カテゴリー : 政治・経済


 ヘッジ会計
 ヘッジ会計とは、ヘッジの手段として用いられた取引とヘッジ対象との間の会計上の損益認識時期のずれを調整する会計処理のことです。日本の制度会計においては、通常、時価評価されているヘッジ手段に係る評価差額をヘッジ対象に係る損益が認識されるまで繰り延べる方法(繰延ヘッジ)がとられます。

ヘッジ会計は、ヘッジ対象が消滅した時点で終了し、繰延ヘッジの場合には、繰り延べられているヘッジ手段に係る損益・評価差額をその時点での損益として処理します。ヘッジ会計が適用されるヘッジ対象には、未履行の確定契約又は予定取引により発生が見込まれる資産又は負債も場合によっては含まれます。ヘッジ会計はその運用により、意図的な利益操作に利用されかねず、よって、その適用には条件が課され、厳格にコントロールされることになります。

● ヘッジ取引
ヘッジ対象の資産または負債の価値の相場変動を相殺するか、ヘッジ対象の資産または負債に係るキャッシュフローを固定してその変動を回避することにより、ヘッジ対象である資産または負債の価格変動、金利変動および為替変動といった相場変動等による損失の可能性を減殺することを目的として行う取引のことです。

将来の金利の上昇による損失を回避するために、金利スワップを用いて変動金利借入の利息支払額を固定化する取引などはその一例です。

個別の資産・負債をヘッジするのみならず、包括的にリスクを管理するマクロヘッジも行われています。

 ⇒ 

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]