Subject : オプション取引
カテゴリー : 政治・経済
オプション取引
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オプション取引は、デリバティブの一つで、ある商品について、将来の一定の期日(期間内)に一定の数量を、その時の市場価格に関係なく、予め決められた特定の価格(権利行使価格)で買う権利、または売る権利を売買する取引のことをいいます。これは、対象となる商品(原資産)として、通貨や金利、債券、株式、株価指数、コモディティなどがあり、また原資産を買う権利のオプションを「コールオプション」、売る権利のオプションを「プットオプション」と言い、それぞれの権利に対して付けられる価格のことを「オプション料(プレミアム)」と言います。
一般にオプション取引は、リスクヘッジやトレーディングなどで広く利用されており、そのタイプには、一定の期日(権利行使日)にのみ権利行使ができる「ヨーロピアンタイプ」や、一定の期間内にいつでも権利行使ができる「アメリカンタイプ」などがあります。また、決済方法には、権利行使、権利放棄、反対売買の3つがあります。なお、オプションの権利を行使するかしないかは、権利の購入者が決定する一方、権利の売却者はプレミアムと引き換えに、購入者の権利の行使時にそれを実行する義務を負います。
- ● バニラ・オプション
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通常の基本的なオプション取引のことをいう。
- ● エキゾチック・オプション
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通常のオプション(バニラ・オプション)に特殊な条件(ルール)を加えたオプションのことをいう。
⇒
デリバティブ取引(Derivatives)
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