Subject   : CFD取引

カテゴリー : 政治・経済


 CFD取引
 CFD取引(CFD)は、"Contract for Difference"の略で、日本語では「差額決済契約」と訳され、原資産となる国内外の株価指数や株価指数先物、債券先物、現物株、コモディティといった様々な金融商品の価格を参照して行なわれる取引をいいます。これは、かつては「エクイティスワップ」と呼ばれ、機関投資家のみが株式関連を取引できましたが、昨今では世界の多くの国で個人投資家も取引に参加できるようになり、マーケットに占めるシェアは急拡大しています。

一般にCFDは、原資産の値動きをそのまま反映しながらも、原資産の現物の受渡しを一切伴わず、売買価格の差額で決済する仕組みになっています。具体的には、株式信用取引や株価指数先物取引、商品先物取引などと同様、「買い建て」と「売り建て」の両方の取引が可能で、その売買価格の差額がCFDの損益となります。また、外国為替証拠金取引(FX)と同様、証拠金取引のため、レバレッジ効果があり、利益も損失も大きいハイリスク・ハイリターン型の取引となっています。

 

 ⇒ デリバティブ取引(Derivatives)

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