Subject   : ベイリーフ(月桂樹の葉)

カテゴリー  : 食品・料理 


 ベイリーフ(月桂樹の葉)
ベイリーフは月桂樹の葉のことで、すがすがしく上品な芳香が特徴。

月桂樹はクスノキ科の常緑樹であり、原産地は地中海沿岸。

月桂樹は古代ギリシアや古代ローマで古くから栽培され、現在はギリシャ、トルコをはじめ世界各地で生産されている。 スパイスとして使用されるのは葉を乾燥させたもの。
インドではテチパダと呼ばれ、ビリヤニ、プラオなどの料理に使われるほか、ガラムマサラの必須材料のひとつでもある。 ギリシア神話では、河の神の娘ダフネが太陽神アポロンの求愛を拒んで姿を変えたものとされていた。 また、紀元前9世紀に始まった古代オリンピックでは、優勝者の栄光をたたえるため、月桂樹の葉で作られた冠をかぶせる習慣があった。

ベイリーフは肉類や魚介類の生臭さを和らげ、上品な香りを付ける効果があり、カレーやシチュー、スープなどを煮込むときにホールのまま使用する。 また、粉末にしたものを肉の臭み取りなどに使うこともある。

薬用としては健胃、 整腸、神経痛、虫よけなどに効果があると言われている。

 ⇒ 香辛料

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