Subject   : データ放送(データ多重放送)

カテゴリー  : 映像・ビデオ 


 データ放送(データ多重放送)
データ放送とは、テレビの電波に静止画や文字、レイアウト情報などのデジタルデータを載せて流すもので、受像機(テレビ)に内蔵された専用のソフトウェアによって再生される。
テレビ画面に現れない電波の隙間(通信速度は約40kbps=キロビット/秒)を利用して多彩な情報を伝送しているデジタル放送。ニュースなどの文字放送が有名。デジタル放送では3.3Mbpsまで高速化される。

大きく分けると番組と連動した内容のデータの放送と、番組から独立したデータの放送の2種類がある。扱えるデータ帯域が広いので天気予報、クイズなど現在の地上波系データ放送よりもより多彩な内容が期待される。
連動型は、今見ている番組に関連したデータが送られてくるサービスで、双方向性を活かして、視聴者が番組を見ながら買い物をしたり、クイズに回答したり、意見や要望を送ったりすることが可能である。視聴者からのデータの送信には電話回線を利用する。

 データの記述言語にはBMLが、また動画圧縮技術にはMPEG-2が採用されている。

● VBI(Vertical Blanking Interval)
テレビ電波のうち、画面を描き終わってから次の画面を描き始めるまでの空白の部分。文字多重放送やデータ多重放送は、この空白を利用してデータを送信している。

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