Subject : BML(Broadcast Markup Language)
カテゴリー : 映像・ビデオ
BML(Broadcast Markup Language)
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ARIB(社団法人電波産業会)によって策定された、XMLベースのデータ放送向けのページ記述言語。
従来の動画と音声による放送に、双方向性やインターネットとのリンクを提供するための技術で、BSデジタル放送などでの利用が予定されている。
BSデジタル対応のテレビには、BMLで記述されたコンテンツを再生する「BMLブラウザ」というソフトウェアが内蔵されている。
BMLを使うと、画面のどこに何をいつ表示するかという空間/時間的提示の制御、関連する番組やインターネットのURLを示すリンク、タイトルや本文などを示す構造の表現、操作ボタンなどのユーザインターフェースなどを規定することができる。
データ放送を制御する性質上、Webページの記述言語のHTMLをXML対応にした「XHTML」という言語をベースに、動画・音声の制御を中心とする拡張が図られている。
また、情報の自動更新機能についての規定などもあり、プッシュ配信型サービスに特化した言語となっている。
JavaScriptの標準規格であるECMAScriptに対応し、スクリプトを埋め込んで動的なコンテンツを記述することもできる。
将来的にはJava言語によるプログラムの実行環境などの導入も予定されている。
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