Subject   : アスタキサンチン

カテゴリー  : 話題のことば > 健康維持


 アスタキサンチン
アスタキサンチンは自然界に豊富に存在する カロチノイドの一種で、 エビやカニ、タイ、サケ、マスなどの殻や肉の赤色色素です。
 カロチノイドはいずれも、体内で生じた活性酸素が細胞に 酸化障害を与えるのを防ぐ抗酸化作用を有していますが、 アスタキサンチンはその抗酸化作用が非常に強いことが 知られています。
 LDLコレステロールが酸化され、その結果生じた 酸化型LDLになると動脈硬化の原因となります。 従って、血中の抗酸化活性を上げることは、動脈硬化を予防する上で 有効と考えられています。
アスタキサンチンは自然界に豊富に存在するカロチノイドの一種で、 の生理作用としては、現在までに免疫賦活作用、抗ストレス作用、 日内リズム調節作用、肌の色素沈着予防作用などが報告されています。 またアスタキサンチンは脳に不必要な物質が侵入するのを防ぐ 血液脳関門を通過できる数すくない抗酸化物質であるともいわれており、 そのため脳内の毛細血管の血行改善および眼の疲労回復に効果が あります。
 なお、アスタキサンチンと種々のカロチノイドを組み合わせる ことによって、本来のアスタキサンチンが備えている免疫賦活作用 などの生理作用が一層強化されることが期待されています。 これは、サケやエビ、カニなどの海産物に含まれるカロチノイドと、 ニンジン、トマト、ホウレンソウなどの陸産物に含まれるカロチノイドの 組み合わせが健康維持に大いに役立つことを示しています。

◆ アスタキサンチンの効果があると思われるもの
ガン(癌) / 抗酸化作用 / ストレス / 血行促進 / 動脈硬化 / 糖尿病 / 美肌 / 目疲れ / 免疫力強化
◆ アスタキサンチンが含まれる食品例
いくら / 鮭 / 鮭の筋子 / ます
 ⇒ カロチノイド

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