Subject : ビタミンB1(VitaminB1)
カテゴリー : 話題のことば > ビタミン
ビタミンB1(VitaminB1)
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チアミン (thiamin, thiamine) とも呼ばれ、水溶性ビタミンに
分類される生理活性物質です。分子式はC12H17N4OSです。
サイアミン、アノイリンとも呼ばれる。
日本では1910年に鈴木梅太郎がこの物質を米糠から抽出し、脚気を予防する因子です。
ビタミンB1は糖質を分解する酵素を助け、エネルギーに変えます。ビタミンB1が不足すると、糖質のエネルギー代謝が悪くなり、疲れやすくなったり、さらには手足のしびれ、むくみ、動悸などといった症状が出てきます。また糖質は身体だけではなく脳や神経のエネルギー源でもあるために、ビタミンB1が不足することで、集中力がなくなったり、イライラが起こったりします。別名「精神のビタミン」。
ビタミンB1は水溶性ビタミンで熱に弱いため、調理をするとかなりの量が失われてしまいます。またビタミンB1過剰に摂取しても体外に排出されてしまうので、副作用などの心配はありません。カフェイン、アルコールで破壊される。
B1、B2、B6は等量摂取することが望ましい。
一般にも市販されていて,アリナミンAなどが有名。
- ◆ ビタミンB1の効果があると思われるもの
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老化 / 免疫力強化 / 不眠症 / 疲労回復 / 肌荒れ / 粘膜の強化 / 肉体疲労 / 糖尿病 / 動脈硬化 / 精神安定 / ストレス / 血行促進 / 筋肉強化(筋力強化) / 肝臓病 / 脚気 / 肩こり
- ◆ ビタミンB1が含まれる食品例
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ラム肉 / すっぽん / 鮭の筋子 / のり / グリンピース / ごま / 小豆 / 豚レバー / 牛レバー / うなぎ / 干し椎茸 / 枝豆 / 栗 / 小麦胚芽 / 緑茶 / 豚肉 / ぶり / いくら / ヒラタケ / まつの実 / 大豆 / 小麦 / 卵黄 / 鶏レバー / タラコ / ひじき / エノキダケ / ヒマワリの種 / そらまめ / 玄米 / 黒米
- ◆ 参考
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・kenko.it-lab.com
⇒
ビタミンの生理作用と欠乏症状
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