Subject : アドレナリン(エピネフリン)
カテゴリー : 話題のことば > 神経伝達物物質
アドレナリン (adrenaline)
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アドレナリン(エピネフリン)とは、副腎髄質より
分泌されるホルモンであり、また、神経節や脳神経系における神経伝達物質でも
ある。
ストレス反応の中心的役割を果たし、血中に放出されると心拍数や血圧を上げ、
瞳孔を開きブドウ糖の血中濃度を上げる作用などがある。
アドレナリンはカテコラミン(アドレナリン、ノルアドレナリンおよびドパミン)の一つである。
分子式はC9H13NO3である。 L-チロシンからL-ドーパを経て順にドパミン、ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)、アドレナリン(エピネフリン)と生合成される
- ■ アドレナリンの作用
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心筋収縮力向上
心、肝、骨格筋の血管拡張
皮膚、粘膜の血管収縮
気管支平滑筋弛緩
瞳孔散大
消化管運動低下
など
- ■ アドレナリンの薬
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日本での薬物名はエピネフリンです。
アドレナリンは心停止時の心刺激に用いたり、アナフィラキシーショックや
敗血症に対する血管収縮薬や、喘息発作時の気管支拡張薬として用いられます。
気管支に存在するβ2アドレナリン受容体に選択的に結合するβ2刺激薬が
喘息発作治療に使われます。
有害反応には、動悸、心悸亢進、不安、頭痛、振戦、高血圧などがあります。
- ◆ 参考
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