Subject   : ソルビン酸(Sorbic acid)

カテゴリー  : 話題のことば > 食品添加物


 ソルビン酸(Sorbic acid)
保存料 として使用される不飽和脂肪酸であり、IUPAC名は2,4-ヘキサジエン酸(2,4-hexadienoic acid) である。かまぼこやソーセージなど食用練り製品 などに対しては遊離酸として、ケチャップ、スープ、果実酒、乳酸菌飲料には カリウム(K)塩として使用される。
組成式は C6H8O2、分子量は112.13、融点133.0−135.0℃、白色結晶。CAS登録番号は110-44-1。
工業的にはクロトンアルデヒドとケテンを反応させてソルビン酸を得ている。
かび、酵母、好気性菌に対して静菌効果を持ち、 微生物の脱水素酵素系の阻害によって、その増殖を抑制します。
抗菌力はpHにより大きく変化し酸性(pH小)側で強くなります。 食品添加物公定書に食品毎の使用量上限が定められています。

◆ 参考


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