Subject  : 食品添加物

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 食品添加物
食品製造の際に添加する物質のことを言いますが、食品衛生法では、 第4条第2項で「食品の製造の過程において又は加工若しくは保存の 目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用する ものをいう」と定義されています。
食品添加物の種類としては、
  • 食品の製造や加工のために必要な製造用剤、乳化剤など
  • 食品の風味や外観、色合いを良くするための 甘味料着色料、香料など
  • 食品の保存性を良くする保存料、酸化防止剤など
  • 食品の栄養成分を強化する栄養強化剤
などがあり、動植物を加工して作るものや化学合成で作られるものがあります。 食品添加物について、日本の基準と外国の基準で一部異なっており、特に タール色素を中心とした一部の添加物では発ガン性や染色体異常、 催奇形性などが心配されるものもあり、安全性については評価が 分かれています。

● 保存料
保存料(ほぞんりょう)とは、食品中にいる細菌の増殖を抑制し、 変質、腐敗を防ぐ食品添加物の一種です。
主にサラミやウィンナーなどの食肉製品、菓子類および漬物など 様々な加工食品に使われるが、豆腐や精肉などの生鮮食品には 使われていません。
なお各種の保存料を、長期にわたり大量摂取すると発癌性などの 健康障害が生じる恐れがあると報告されています。
主な保存料の種類として ソルビン酸ナトリウム、 ソルビン酸カリウム 、 ポリリジン 、 パラオキシ安息香酸ナトリウム などがあります。
● 酸化防止剤
製品中の成分の酸化を抑制するために添加される成分です。 酸化防止剤は製品中の成分の身代わりとなって酸化されることにより 酸化を防止します。
例としてはビタミンC(アスコルビン酸)ビタミンE(トコフェロール)、 BHT(ブチルヒドロキシトルエン)、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、 エリソルビン酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウムなどがあります。

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