Subject   : クロロゲン酸

カテゴリー  : 話題のことば > 健康維持


 クロロゲン酸
コーヒー豆の芳香成分で、抗酸化作用による、がん予防・老化防止効果があります。ポリフェノール類の一種であり、 ノンフラボノイドの一種です。
5-カフェオイルキナ酸 (5-caffeoylquinic acid) とも呼ばれ、コーヒー酸のカルボキシル基がキナ酸5位のヒドロキシ基と脱水縮合した構造を持つ化合物である。
生のコーヒー豆に多く含まれるコーヒー独特の香りや苦味をだす成分で、 焙煎が進むと分解して減っていきます
 (コーヒー豆は焙煎してから約2週間が賞味期限で、それ以上たつと酸化していきますので注意しましょう)

  ゴボウやサツマイモなどの植物にも含まれ、植物の切り口が茶色くなるのは、 クロロゲン酸の抗酸化作用によって 切り口の酸化を防止するためではないかと 考えられています。

活性酸素を除去する抗酸化物質として、ガンや生活習慣病の予防、日焼けによる メラニンの抑制などの効果が あるといわれています。
体内で発ガン物質ニトロソアミン(発がん物質)の生成をおさえ、さらにニトロソ化合物の動きを不活性化する抗変異原作用があることが研究により分かっています。
クロロゲン酸は、肝臓での脂肪燃焼を促進する作用があると考えられている。また、コーヒーに同時に含まれるカフェインの脂肪吸収抑制効果や脂肪分解促進効果なども、今回の結果に影響したとみられている。

熱に不安定で容易にコーヒー酸とキナ酸に分解する。

◆ クロロゲン酸が含まれる食品例
コーヒー豆、ごぼう、さつま芋

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]