Subject : エピガロカテキンガレート(EGCG)
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エピガロカテキンガレート(EGCG)
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緑茶のカテキンは、以下の化学構造の違いから、
以下の4つに分類されています。
1.エピガロカテキンガレート(EGCG)
2.エピガロカテキン(EGC)
3.エピカテキンガレート(ECG)
4.エピカテキン(EC)
この中でも特に、抗酸化力の強いのがエピガロカテキンガレート(EGCG)です。
エピガロカテキンガレート(EGCG)は、緑茶以外の植物からはまだ発見されていないこと、ウーロン茶や紅茶にはほとんど含まれていないことから、茶カテキンの特質の1つとして特に注目されています。
この物質の持つ抗酸化力は、ビタミンCの約90倍、ビタミンEの約23倍であるとも言われ、様々な疾患への治療薬としての期待が高まっています。
緑茶に含まれているカテキンの一種・エピガロカテキンガレート(EGCg)が、新型インフルエンザの原因となるブタ由来ウイルス(H1N1)を含めた3種の型のウイルスに対して感染阻害作用を示し、型に関係なくウイルス感染予防に有効であることを細胞実験で確認しました。この結果から、緑茶がインフルエンザの予防に有効であることが改めて示唆されました。
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