Subject   : ハンドラ (handler) 
カテゴリー  : パソコン > ソフト > プログラミング言語 
 ハンドラ (handler) 
- 
ハンドラはプログラム中で関数やサブルーチンなどの形で実装され、メモリ上に展開されるが、通常のプログラムの流れには組み込まれず、普段は待機している。そのハンドラが対応すべき処理要求が発生するとプログラムの流れを中断してハンドラが呼び出され、要求された処理を実行する。対応付けられた事象の種類により「イベントハンドラ」「割り込みハンドラ」などの種類がある。
 
 ハンドラとは、扱う人、調教師、訓練士などの意味を持つ英単語。何らかの処理要求が発生したときに起動されるプログラムなどのこと。
 
 
- ● ISR( interrupt handler )
- 
 割り込みハンドラ(interrupt handler)とは、割り込みを処理・制御するためにメモリ上に待機しているプログラム。
 
 コンピュータのCPUは、演算結果がエラーを起こしたり周辺機器から処理要求が送られてきたりすると、実行中のプログラムを中断してあらかじめ登録されたプログラムを呼び出す機能を持っている。これを割り込みという。このとき、割り込み要求の種類に応じて呼び出されるプログラムを割り込みハンドラという。
 
 割り込みが発生するとCPUは実行中のプログラムが扱っているデータなどをメモリ上に退避して割り込みハンドラを呼び出す。ハンドラが終了すると退避しておいたデータを元に戻して、プログラムを続行する。
 
 ⇒ プログラミング言語
 
[メニューへ戻る]
 [HOMEへ戻る]
 [前のページに戻る]