Subject : ソリッドステートリレー(SSR)
カテゴリー : ビジネス
ソリッドステートリレー(Solid State Relay)
-
普通、SSR(Solid State Relay)と呼ばれることが多い。制御入力(電圧または、電流を加える)によって、電源を高速にON/OFFする半導体の無接点リレーです。つまり、電流を流して動作させる負荷(モータ等)を光でON/OFFさせる無接点リレーです。 SSRは、交流電流を制御するために開発されたデバイスです。一般的には、フォトトライアックカプラ+トライアックと言う組み合わせになります。ただし小型のSSRは赤外発光ダイオード+フォトトライアックと言う組み合わせになります。
- ● 実効オン電流(IT)
-
「ON」時に流れる電流の実効値。交流の最大振幅の値(ピーク電流)ではなく平均値的な値である実効値でSSRの能力を表します。
- ● 繰り返しピークオフ電圧(VDRM)
-
絶対最大定格で規定される、出力端子間に連続して加えることのできる繰り返し性のある電圧の最大値。すなわちSSRを誤動作や破壊せずに済む交流電圧の最大値(耐圧)です。電源電圧の変動やサージ電圧などを考慮して交流電源電圧の3倍程度を目安に部品を選びます。
- ● ゼロクロス電圧(VOX)
-
ゼロクロス回路内蔵SSRにおいて、この電圧より高い電圧が出力端子にかかっている時にはSSRはOFF→ONできません。この電圧値以下になるとSSRをOFF→ONします。
- ● 最小トリガ電流(IFT)
-
指定された条件で、SSRをOFF状態からON状態へ移行させるのに必要な最小の入力電流値。
また、この最小トリガ電流は使用温度、長期間の連続使用による経年変化などの影響をうけるので回路設計の際は考慮の必要があります。
⇒
[メニューへ戻る]
[HOMEへ戻る]
[前のページに戻る]