Subject : ステンシルバッファ(stencil buffer)
カテゴリー: 画像処理 > 3DCG
ステンシルバッファ(stencil buffer)
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ステンシルバッファとは、3次元グラフィックス(3DCG)において、物体の重ね合わせなどにより描画しなくても良い領域を効率よく判定するために用意された特殊なバッファ領域。ポリゴンを描画する際にステンシルバッファを参照し、ピクセル単位で描画を禁止したり許可したりすることができる。
物体の前後判定を行なうZバッファに似ているが、Zバッファは物体のZ値(奥行き)を書き込むのに対し、ステンシルバッファは任意の値を設定できる。ステンシル(stencil)とは「型紙」という意味で、型紙を重ねるように好きな形に描画領域を切り抜くことができる。これにより、鏡面や影の描画、立体同士の集合演算で定義された複雑な形状の描画を効率的に行なうことができるようになる。
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