Subject  : ボリュームレンダリング

カテゴリー: 画像処理 > 3DCG


 ボリュームレンダリング
普通の表示方法では、レンダリングを行うかたちの形状を決め、ポリゴンにし、その上でレンダリングを行います。しかし、ボリュームレンダリングとは、空間の密度のデータである、ボリュームデータを直接表示する方法のことです。

ボリュームレンダリングは、視線を伸ばし、その視線上にあるボクセルの密度を合計してゆきます。このような手法を『レイキャスティング』と呼びます。最終的な数値を元にして、半透明度な画像を生成します。

このボリュームレンダリングは、空間に漂う密度や、濃度を視覚化するのに向いているため、医学だけでなく、雲のようなものにも、適応できます。 ボリューム・レンダリングは不定形な物体の可視化が可能であり、また、物体の内部構造を伴った半透明の画像を容易に作成することが可能である。

● レイ・キャスティング法
 レイ・キャスティング法はレイ・トレーシング法に似ているが、レイ・トレーシング法と違って反射、屈折、影といった相互関係は計算しない。
 ⇒ レンダリング(rendering)

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