Subject : マルチテクスチャ(multiple texture)
カテゴリー: 画像処理 >
マルチテクスチャ(multiple texture)
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マルチテクスチャとは、3次元グラフィックス(3DCG)の表現技法の一つで、一つのポリゴンに複数のテクスチャを重ねて貼り付ける手法。
3Dグラフィックスでは立体をポリゴンと呼ばれる板の組み合わせで構成するが、立体表面の模様や質感を再現するためにポリゴンにテクスチャと呼ばれる画像を貼り付けることがある。複数のテクスチャ画像を重ね合わせて合成し、より高度な表現を行なう手法がマルチテクスチャである。
マルチテクスチャの描画処理の方法は2種類あり、「シングルパスマルチテクスチャマッピング」の場合、描画処理を一度にまとめて行なうことで、高速に描画することができるが、ビデオカードなどのハードウェアによる対応が必要となる。ハードウェアが対応していない場合は、ソフトウェアの汎用的な処理によって「マルチパステクスチャブレンディング」を行なう。これは描画するテクスチャの回数だけ描画処理を行なって合成する手法である。
- ● マルチパステクスチャブレンディング(multi-pass texture blending)
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マルチパステクスチャブレンディングとは、3次元グラフィックス(3DCG)でテクスチャの重ね合わせ(マルチテクスチャ)を行なったポリゴンを描画する手法の一つ。ソフトウェアでテクスチャの枚数だけ描画を繰り返し、1枚ずつテクスチャを重ね合わせていく方法。
マルチパステクスチャブレンディングは、ビデオカードなどハードウェアがマルチテクスチャをいっぺんに描画するシングルパスマルチテクスチャ機能に対応していない場合に用いられる手法で、ハードウェアが特別に対応していなくても利用できるため汎用性が高いが、パフォーマンスではシングルパスマルチテクスチャよりも劣る。
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