Subject : 八百万神(やおよろずのかみ)
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八百万神(やおよろずのかみ)
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神道(しんとう)で数多くの神々の存在を総称していうもので、実際の数を表すものではない。文献上の初見は『古事記』上巻の「天(あま)の岩戸」の段にある「八百万神、天(あめ)の安(やす)の河原に神集(かむつど)ひ集ひて」である。このほかに同様の総称として八十諸神(やそもろかみたち)、八十万神、八十万群神(もろがみ)などが『日本書紀』『万葉集』などにみえる。いずれも「八」が多数を意味している。
お稲荷さん、八幡さま、天神さま…。日本には太古の時代から、八百万神(やおよろずのかみ)と呼ばれるほど、数多くの神様が存在する。商売繁盛や家内安全、あるいは豊作や縁結びなど、ご加護を授かるために神社を参拝するなど、神様は現代の生活においても確実に根づいている。
- ● 森羅万象に神を感じる日本の神様
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日本の人々は、山、海、森や木などの自然界に神様が宿ると信じ、自然を拝み共に生きてきた。山や川に限らず、田んぼの神様、厠の神様、台所の神様から米粒の中にも神様がいると考えてきた。
神道では、自然界はもちろん、味方に限らず、敵方の御霊も神として祀る。すっかり日本の神様になって神社に祀られる七福神も実際の所、日本出身は恵比寿だけで、残り3名はインド、3名は中国出身である。もう一説によると、外見的な特徴からして七福神の中には、障がいある者も混ざっているという。日本の神道、日本の神社たる空間は、とてつもなく懐が深い。
日本の神様は完全無欠ではない。神々が力を合わせて自然界や人々を守っているという。完全無欠ではないとの考えが日本の人々の生き方にも投影され、他と比較して違いを見つけ排除や批判するのではなく、共通点を見つけ、足りない所を補ってきた。その謙虚な精神が日本人であり、それが神の道なのだという。
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日本の神様
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