Subject   : ナレッジマネジメント (knowledge management)

カテゴリー  : 情報産業・技術  


ナレッジマネジメント (knowledge management)
ナレッジマネジメントとは、個人の持つ知識や情報を組織全体で共有し、有効に活用することで業績を上げようという経営手法。日本語では「知識管理」などと訳され、「KM」と略されることもある。

この場合の知識・情報とは単なるデータである「形式知」だけではなく、経験則や仕事のノウハウといった、普段はあまり言語化されない「暗黙知」までを含んだ幅広いものを指す。

これからの企業経営の重要な要素となると言われており、米国を中心に、対応を急ぐ企業も増えつつある。

ナレッジマネジメントを浸透させることにより、個人の能力の育成や、組織全体の生産性の向上、意思決定スピードの向上、業務の改善や革新の場の提供が実現できるとされている。

ナレッジマネジメントとは単なるコンピュータシステムの名称ではなく、システムを利用して業務プロセス全体を改善すること指す。

すなわち、その導入には、個人の知識を組織の知識として活かす仕組みと、知識の共有・適用・学習により新たな知識を創造できるプロセス、そのプロセスを継続できる文化・環境・システムなどが必要とされる。

現在運用されている事例では、グループウェアなどの共有型文書管理ソフトを用いて、営業日報のように個々人が日々蓄積していく文書を組織全体で共有し、事例や方法論についての議論の場を設けたり、過去の事例を検索できるようにすることによって実現している。

今後もこの概念を拡張する様々な技術やソフトウェアが登場すると予測され、具体的な形態は日々進歩していくものと思われる。

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 ⇒ DBMS(DataBase Management System)

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