Subject : フォールトトレランス(fault tolerance)
カテゴリー : 情報産業・技術
フォールトトレランス(fault tolerance)
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フォールトトレランスとは、システムに障害が発生したときに、正常な動作を保ち続ける能力。
言い換えれば、障害発生時の被害を最小限度に抑える能力のことである。「耐障害性」「故障許容力」などと訳される。アベイラビリティと共に使われることも多い言葉だが、「どれだけ障害が発生しにくいか」ではなく「故障が起こった際にどれだけ耐えられるか」という意味が強い。
有名な例として、複数のエンジンを搭載した大型の航空機は、いずれかが故障しても残りのエンジンである程度は飛び続けられるよう設計されている。コンピュータシステムで言えば、電源を多重化したり、定期的にデータのバックアップを取ること、電源に無停電電源装置を用いることなどがフォールトトレランスにあたる。
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