ビルトイン関数とは、JavaScriptで最初から組み込まれている関数のことで、実際にはどのオブジェクトにも属さない処理を実行するプログラムを持っています。この関数を利用することで、別途プログラムを記述することなく処理することができます。
ビルトイン関数 | 解 説 | 構 文 |
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escape | 指定した値(文字列)を ISO Lathin 1 (ASCII)文字コードにエンコードして返します。 | escape(string) string=変換対象の文字列 |
eval | 文字列を引数として渡されることで、その文字列を評価して結果を数値に返します。 算術式等を渡して、その結果を得るような用途に用いられます。 | eval(string) string=文字列 |
isFinite | eval関数で指定される文字列を解析し、数値や数式なら真(true)、それ以外ならば偽(fales)を返します。 | isFinite(Number) Number=文字列 |
isNaN | 指定された値を解析して数値に変換し、変換できないものは NaN(Not a number:数字ではない) を返します。 | isNaN(valur) Number=調べる対象の値 |
Number() | 与えられた文字型の引数を数値に変換します。 日付オブジェクトの場合は1970年1月1日0時0分0秒(GMT)からの秒数(ミリ秒単位)を返します。変換に失敗した場合は特殊な値 NaN を返します。 | num = Number("123") |
perseFloat | 与えられた文字型の引数を実数値に変換して返します。 与えられた引数の中に、符号や数値、小数点以外のものが含まれた場合、先頭から解析して変換不能な文字に当たった場所までの値を変換して返します。 | parseFloat(number) Number=変換対象の文字列 |
perseInt | 引数として与えられた文字列を解析し、指定された値を根とする整数に変換して返します。例えば、8進数で表された「10」を引数として与えると、答えは 8に、16進数で表されている「10」を引数として与えると 16を返します。 | parseInt(string[,radix]) string=文字列 radix=基数(進数を指定) |
String | 指定された値やオブジェクトを文字列に変換します。 | String(obj) obj=変換対象のオブジェクト |
unescape | 指定した ISO Lathin 1 (ASCII)文字コードを、文字列にエンコードして返します。 | escape(string) string=変換対象の ASCII文字列 |