Subject : 周辺機器との接続方式

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 周辺機器との接続方式
パソコンと周辺機器を接続するために、いろいろな形式があります。 ケーブルを介して周辺機器を接続するとき、ケーブルの先端部分をコネクタ といい、コネクタの差し込み口をポートと呼びます。 そして、いろいろな形状のコネクタやケーブルが使われていますが、 代表的な接続方式を紹介します。
まず、大きく「シリアル」と「パラレル」の2種類の方式があります。 シリアルデータとは1ビットずつ処理されていくデータの事を言い、パラレル データとは1バイト(8ビット)ずつ処理されていくデータの事を言います。 シリアルにはRS-232C、USB、IEEE1394など、 パラレルにはIEEE1284、IDE、SCSIなどがあります。 しかし例外的なものとして、「パラレルポート」と言った場合は一般的にはプリンタを 接続する為のIEEE1284を指します。
 USB
「1.1」「2.0」がありますが、中身は相当違います。1.1は12Mbps、2.0は480Mbpsと、 速さが40倍も違います。そして今までのケーブルは全て接続してから電源を入れないと いけませんでしたが、USBはケーブルを差し込んだ時点で認識してくれますので、 早さと便利さでこれからどんどんUSB2.0が増えていくことでしょう。 形状は一緒なので1.1と2.0は混同しても使えますが速度は1.1の12Mbpsになります。
 RS-232C
台形の中に9本とかのピンがあり、両端にはネジで固定できるようになっている形のものです。 モデムなんかによくついています。最近はあまり使われなくなりましたが、ロボットで 動かしたり、AD変換されたデータを読み込んだりといろいろ重宝する接続端子です。 転送速度は数百(200以下)Kbpsと遅いです。
 PS/2
キーボードとマウスはこのケーブルで繋がれていましたが、最近はUSB接続のものが 増えています。形状は丸く、中にピンがいくつかあります。
 SCSI
昔はハードディスクはこのSCSI接続がメインでしたが、現在一般的に売られている パソコンには付いていません。IDEよりもデータ保護の面で優れている為、企業など ではまだまだ現役のケーブルです。 何種類かありますが最高速度は640MB/s、のものがあります。
 LAN
一般にADSLなどで使用されているLANケーブルは「10Base-T」又は「100Base-TX」 の規格ですが、そのまま速度も10Mbpsと100Mbpsとなります。LANカードで 「10Base-T」を使っている方は12MbpsのADSLに契約していても最大で10Mbpsしか 出ない事になりますが、気にする必要はありません。 電話のモジュラージャック「RJ-11」(6極2芯)より、少し大きな「RJ-45」(8極8芯) と呼ばれる型のコネクタが使われています。
 その他
 ● D-sub(ディーサブ)
シリアル・パラレルの両方でよく使われているコネクタで、25ピンはプリンタ、 15ピンはディスプレイとかに使われています。 他にも、9ピンとか37ピン50ピンとか、いろいろあります。
 ● セントロニクス仕様
プリンタの接続によく使われていた規格ですが、今はプリンタ接続もUSBに 変わってきていいます。 8ビットのパラレル転送です。 アンフェノールというハーモニカと似た形をしたコネクタがついています。

 《参考サイト》 ケーブル&コネクタ図鑑(@IT)

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