Subject   : ヨーグルト

カテゴリー  : その他  


 ヨーグルト
ヨーグルトは、 乳酸菌を用いて発酵させた代表的な発酵乳です。
ヨーグルト(発酵乳)の成分は無脂乳固形分8.0%以上、乳酸菌数1ml 当り 1000万以上、大腸菌群陰性と定められています。 原料としては牛乳、脱脂乳または脱脂粉乳を溶解して無脂乳固形分 濃度を高めた脱脂乳が用いられます。 また、製品の種類によって、ゼラチン・寒天などの硬化剤・ショ糖・ 果実・果汁・エッセンスなどが配合されます。 乳酸菌の種類は特に定められてはいませんが、ブルガリア菌・アシドフィラス菌・サーモフィラス菌・ビフィズス菌などが用いられています。
「乳製品乳酸菌飲料」ははっ酵乳をベースに糖や香料を加えたもの。 同じく1ミリリットルあたり1000万個以上の乳酸菌がいることが保証されている。 「乳酸菌飲料」は100万以上の乳酸菌がいるもの。 さらに、「特定保健用食品」と書かれ、「お腹の調子を整える」旨の内容が表示されていれば、整腸作用が実験で確かめられているものです。
ヨーグルトは牛乳に由来する良質のタンパク質・カルシウム・ビタミンB2を含み、さらに爽快な酸味があるので、牛乳の風味の嫌いな人にも食べやすくなっています。また乳酸菌の酵素により、タンパク質がある程度分解されているので消化がよくなり、カルシウムは乳酸カルシウムとなって吸収されやすくなっています。

● ヨーグルトのおもな種類
種類 コメント
ハードヨーグルト 通常脱脂乳を原料とし、ゼラチン、寒天などの硬化剤を
加えて製造したプリン状の製品で、ショ糖が約10%
加えられているほか、 バニラなどエッセンスも用いられる。
日本では最も古くから 作られている種類で、普通ヨーグルトといえばこれ。
ソフトヨーグルト 乳酸発酵してからかくはんして凝固物を砕き、半流動状にしたもの。 イチゴ、オレンジ、パイナップルなどの果肉を加えたものが多い。
プレーンヨーグルト 牛乳が通常用いられ、硬化剤もショ糖も添加せずに作られます。
無糖ヨーグルトともいわれています。
ドリンクヨーグルト 液状で飲用するタイプのヨーグルトです。
フローズンヨーグルト 乳酸発酵後凍結させたもので、アイスクリーム状の製品です。
製法は牛乳や脱脂乳などにショ糖、硬化剤などを混合して
溶解し、 加熱殺菌します。これを乳酸菌が生育しやすい
温度まで冷却した後、純粋培養した乳酸菌スターターを加えます。瓶などの容器に充てんしたのち発酵さます。発酵後は
直ちに冷蔵して、なるべく早く消費します


 ⇒ 発酵食品

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]