Subject : 神奈川県で想定される大地震
カテゴリー : その他
神奈川県で想定される大地震
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地震には『海溝型地震』と『直下型地震』の2タイプがあります
- ● 東海地震
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駿河トラフに沿う東海地方では、1361年以来90年から150年の間隔で巨大地震が発生しています。安政東海地震(1854年)以来140年以上経過し、フィリピン海プレートの潜り込みが開放されないままになっているため、「いつ起きても不思議でない」とされています。
日本列島南側と伊豆半島を乗せた「フィリピン海プレート」が、その北西側の日本列島を乗せている陸側(ユーラシアプレー)等の下に向かって、年間数センチづつ沈み込んでいます。そのプレートとプレートの境界が「駿河湾トラフ」です。陸側のプレートと沈み込むプレートの間にストレスが溜まり、エネルギーが一気に放出されるとき、このプレートの境界を震源域として、近い将来大規模な(マグニチュード8程度)地震が発生すると考えられています。
- ● 南関東地震
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関東大地震の再来といわれています。相模トラフに沿う地域では、過去に元禄地震(1703年)、関東大地震(1923年)などマグニチュード8級の大きな地震が発生しています。「発生の可能性は切迫していない」が「今後100年から200年先には、関東大地震規模の大地震が発生する確率は高い」とされています。 ただし、1855年11月11日安政江戸地震と1894年6月20日の明治東京地震が発生しているように、マグニチュード7級の地震が数回発生するとされており、いつ発生してもおかしくない状態だそうです。
- ● 南関東直下型地震
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地震発生のメカニズムは、フィリピン海プレートの上面、あるいは地殻内の活断層が動くためといわれています。南関東地域の直下ではどこでも発生する可能性が高く、ある程度切迫しており、南関東地震が発生するまでの間にマグニチュード7程度の規模の地震が数回発生するといわれています。震度6相当以上になると推定される地域は、神奈川県全域を含む南関東地域7都県。
発生する危険性の高い場所としてまず活断層があげられますが、厚い沖積層に覆われている南関東では、活断層が見つかっていない場所でも沖積層の下に隠れている断層の活動で強い地震が起きる恐れがあります。
- ● 神奈川県西部地震
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南関東直下型地震の一つのタイプ。県西部地域を震源とするマグニチュード7クラスの地震で、その影響は震源から半径30km程度。地震の揺れは比較的小さく(震度は5以下)、建物被害はほとんどない」と想定されています。ただし、海域で発生した場合には津波に注意する必要があります。
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マグニチュードと震度
⇒
地震のメカニズム
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