Subject   : フランス料理のデザート

カテゴリー  : その他  


 フランス料理のデザート
グラス類と呼ばれる氷菓(アイスクリーム、シャーベット、ムース、パルフェなど)のほか、歴史をもつ有名なケーキ類があります。意味がわかると、楽しみも倍増されると思います。
分類 メモ
Beigneets
(ベーニェ)
熱湯(または油)で揚げたもの。英語ではフリッター。
5種に分けられ、
 1)衣で包んで揚げた菓子。
 2)スフレと呼ばれるシュー種を揚げた菓子。
 3)ブリオッシュ生地を揚げたウィーン風と呼ばれる菓子。
 4)クリームを揚げた菓子。
 5)ワッフル(ゴーフル生地)を揚げた菓子。
Blane-Manger
(ブランマンジェ)
白い食べ物と言う意。アーモンドの香りがするゼリー菓子など。純白ほど本格的という。
Compote
(コンポート)
フルーツのシロップ煮。崩れないように中まで味を浸み込ませるのが手間と時間がかかる。よって高級品になる。
Crepes Suzette
(クレープ・シュゼット)
みっちり、しっかり細かい焼き目が付いた布地のクレープ・デシンを思わせるのが上等なクレープだ。これにオレンジバターを包み、酒をかけて火を付ける・・・雰囲気は最高、高級レストランの見せ場だ。
Gellees(ジュレ) つまりゼリー。滑らかさはゼラチンの量で決まると言われ、多いと硬く、少ないと弾力が無い。パテシェの腕だ。2〜4%が適量らしい。
Langues-de-Chat
(ラング・ド・シャ)
訳のまま、猫の舌。薄いクッキー。少し大きめに成型し、アーモンドスライスを散らして焼き、丸みをつけるように反らせると“チュイール=瓦”と呼ばれる。
madeleines
(マドレーヌ)
作った料理人の名だ。ルイ15世の王妃・マリー・レクチンスカのお気に入りデザートだった。
Mont Blane
(モン・ブラン)
ヨーロッパ・アルプスの最高峰を模った栗のケーキ。マロンペーストを山のように絞った伝統的な形。
Mousse(ムース) 泡のよう・と言った意。フルーツピュレをベースに、空気の気泡性を利用して泡立てた軽い種を凍らせたもの。
Parfait
(パルフェ)
卵黄と生クリームを使ったカスタード風の種をベースに、ムースと同じように空気を含ませて冷す。
Peches Mellba
(ペーシュ・メルバ)
フランス料理の偉大なシェフ、オギュスト・エスコフィエが作り出した傑作デザート。アイスクリームを乗せたコンポートにラズベリーソースをかけたもの。正餐に良く使われる。
Sagayon
(サバイヨン)
ムース状のクリームの一種で、単独より、温かいプディングにかけて供される。
Sable(サブレ) サクッとした生地が特徴。
Sorbets aux Fruits
(ソルべ・オ・フリュイ)
シャーベット。果汁や酒類などをベースにしたものを凍らせたもの。



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