Subject : 人日(じんじつ)
カテゴリー : その他
人日(じんじつ)
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陰暦正月七日をさします。
中国の古俗に、1日から6日までは獣畜を占い、7日には人を占うところから人日といいました。
日本では正月の初めの子の日に若菜を摘む春の野遊びの風習があります。
これが中国の故事と習合したものと言われています。
新しい年の初め、一年の健康を祈る日に、春の訪れを予感させる若菜を粥に仕立てて食べ、年中の無病息災を祈ります。
この七草粥の行事は、813年に嵯峨天皇に若菜の御膳を奉ったのが始まりとされ、宮中の行事としていたのが、江戸時代に公式の節句として定められました。春の七草…芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、はこべら、すずな、すずしろ、仏の座(ほとけのざ)の7種類の春の草をいれたかゆを食べます。
生まれて初めてお正月を迎える赤ちゃんには、「初正月」を祝って、女の子には羽子板を、男の子には破魔弓を贈る風習があります。
子どもが無事に健やかに成長するよう願いを込めた、魔除け・厄払いのお守りです。
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