Subject  : 鳥インフルエンザ

カテゴリー: 健康・医療情報 


 鳥インフルエンザ
ヒトのインフルエンザウイルスとは違うウイルスです。 このうちウイルスの感染を受けた鳥類が死亡し、全身症状などの特に強い病原性を示すものが「高病原性鳥インフルエンザ」といわれています。

鶏、あひる、七面鳥、うずら、等が感染すると、全身症状をおこし、 神経症状(首曲がり、元気消失等)、呼吸器症状、 消化器症状(下痢、食欲減退等)等が現れ、鳥類が大量に死亡することもあります。このウイルスは特に腸管で増殖する点がヒトの場合と違います。

店頭での生きたニワトリの小売りが一般的な地域において鳥インフルエンザが発生した感染事例や、防疫業務に携わった人の感染事例など、トリからヒトへの感染は見られています。 今のところ、ヒトからヒトへの感染についてはオランダで疑われるとの報告がわずかにあるのみでしたが、これまで、タイ、ベトナム、インドネシアなど東南アジアを中心に、256人が発症、152人の死亡者がでています(2006年10月31日現在)。
鳥インフルエンザ(H5N1型)にヒトが感染し発症すると、致死率がきわめて高いのが特徴です。 症状としては、これまで東南アジアなどでの事例では、発熱、咳など、ヒトの一般的なインフルエンザと同様の症状に加え、60%以上の感染者に下痢が認められました。また、結膜炎、呼吸器症状や、多臓器不全に至る重症なものまで様々な症状がみられ、死亡の主な原因は肺炎でした。
香港の例(H5型)では発熱、咳などのヒトの一般的なインフルエンザと同様のものから多臓器不全に至る重症なものまで様々な症状がありました。
2004年12月韓国でアヒルに生じたトリインフルエンザは、H5N2型でしたが、症状は軽くヒトには感染しませんでした。

また、ヒトが鳥インフルエンザウイルスの感染を受けるのは、病鳥と近距離で接触した場合、またはそれらの排泄物や内臓に接触するなどした場合が多く、鶏肉や鶏卵からの感染の報告はありません。
なお、鶏卵を「生(なま)」で食べることが健康を損なうおそれがあるとの報告はこれまでありませんが、不安の方は、加熱(WHOの食中毒防止のための加熱条件:中心部70℃、瞬間)することをお勧めします。鶏肉は十分加熱して食べてください。未加熱又は加熱不十分なままで食べることは、食中毒予防の観点からお勧めできません。

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