Subject  : マイコプラズマ感染症

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 マイコプラズマ感染症
マイコプラズマというのは細菌とウイルスの中間に属する 病原体のことす。そして、マイコプラズマによる感染症は四年ごとに、ちょうどオリンピックの年に合わせて流行する傾向があります。

症状はどういうものかといいますと、熱やせきなどのいわゆるかぜ症状と似ていますが、熱は比較的長く続き、せきも激しく続くのが特徴であります。また、時には赤いブツブツした発疹が出たりします。実際にはかぜといわれて治療しているが、一向に症状がよくならないというときなどにマイコプラズマ感染症ではないかと疑われるのが普通です。  そして、困ったことに、普通のかぜ薬として広くよく使われている薬に反応しにくく、ある種の薬剤を使わないとなかなか症状が治まらないということがあります。それはマイコプラズマという病原体の形の特殊性によるものです。しかし、マイコプラズマ感染症は放っておいても自然に治癒していく傾向があります。健康な人であれば症状が少し長引いてもそのうち治まるだろうと、様子を見てもよいことがありますが、乳幼児やお年寄りなど抵抗力の弱い人では症状が長引き重篤になることもありますので注意が必要です。

 マイコプラズマ感染症の症状としては、かぜ様症状を呈することが多いのですが、時には肺炎や髄膜炎、脳炎などを起こして重篤になることもまれではありません。そのような時は入院治療が必要となりますので、かかりつけの主治医によく相談してちゃんと治療した方がよいと思われます。

マイコプラズマ感染症で最も多い症状は、発熱、咳などの風邪様症状ですが、それが長引いて肺炎になることも少なくありません。マイコプラズマ肺炎の特徴は、熱が長く続く、咳が強いなどの症状ですが、胸部レントゲン写真でも割と特徴的な所見が認められます。時には、胸水といって胸腔内に水分(多くは炎症性、或いは反応性に出てくる体内の液体)が溜まることもしばしば見られます。  一般的には「肺炎」と聞くと大変なことになったとびっくりされる方が多いと思います。実際、肺炎になると発熱、咳などの症状が強くなり、体力も消耗して時には死亡することもあります。しかし、なかには風邪症状が長引いて胸部レントゲン写真を撮って初めて肺炎と診断されることも少なくありません。気管支炎やぜんそくなどでも似たような症状を呈することがあります。

マクロライド系及びテトラサイクリン系の抗生物質を投与します。
 マイコプラズマの予後は比較的よく、症状の軽いうちは無理をせずちゃんと薬を服用していれば、外来の通院治療でも充分に治癒することもあり、場合によっては自然に軽快することもあります。高熱が続いたり、咳やゼーゼーする発作が多い時は、入院のうえ点滴しながらの治療が必要となります。

 ⇒ 感染症の種類

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