Subject  : 慢性甲状腺炎(橋本病)

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 慢性甲状腺炎(橋本病)
甲状腺は、重さが15グラムから20グラムほどの小さな臓器です。のど仏の少し下に、丁度、蝶々が羽根を開いたような形でしっかり止まっています。  この甲状腺の働きが低下する、甲状腺の病気の中で最も多いのが慢性甲状腺炎で、橋本病とも言います。(甲状腺機能低下症)

 慢性甲状腺炎は男性より女性、特に30歳から50歳代の人に多い病気で、女性の20人に1人はかかっていると言われています。

 【症状】
ゆううつ、イライラ、不安、眠れない、頭痛、めまい、疲れやすい、寒がり、肌荒れ、顔や手足のむくみなどがあります。
 慢性甲状腺炎の診断は、甲状腺ホルモンを測ったり、超音波やアイソトープを使った検査などを参考に、患者さんの訴えや症状の経過を総合して決めます。
 甲状腺の働きが低下してくると、脳下垂体から甲状腺を刺激するホルモンが分泌され、甲状腺を働かせます。その結果、甲状腺が大きく腫れるのが普通です。ところが、甲状腺の腫れが目立たないで、先ほどお話ししたようないろんな症状を訴える場合は、うつ病、更年期障害、自律神経失調症などと間違えられ、見逃されることも多いのです。特に高齢者の場合は甲状腺の腫れが目立たないので要注意です。
 慢性甲状腺炎は、精神的ストレス、出産、手術、感染症などをきっかけに発病します。

 【治療】
甲状腺機能が低下していれば甲状腺ホルモンの服用が必要です。甲状腺機能検査の値が正常でも、甲状腺が腫れ、疲れやすい、寒がり、頭痛など先ほど言ったいろんな訴えや症状がある場合は、この甲状腺ホルモン剤を少し服用するだけで、驚くほどいろいろな症状がとれていきます。
ホルモン剤といっても、副腎ホルモンや性ホルモンと違い、副作用はほとんどありません。
 ⇒ 甲状腺の病気

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