Subject  : 神経性障害と薬

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 神経性障害と薬
それぞれの神経性障害に使われる薬の一覧です。

神経性障害 症状 治療薬
不安・
焦燥(あせり)
自己コントロール喪失感、過換気症候群、不安発作、パニック発作、じっとしておれぬ ジアゼパム(セルシン、ホリゾン)
抑うつ状態 憂鬱・欲動低下、昏迷、食べられない、眠れない、死にたい アナフラニール(塩酸クロミプラミン)点滴
幻覚妄想状態 漠たる不安、不気味、錯乱、昏迷)、  急性精神病、精神分裂病、中毒性精神病 ジアゼパム、アナフラニール等
躁状態 多弁、多動、易怒的(精神運動性興奮)、  欲動亢進、言動のまとまりを欠く ヒルナミン(マレイン酸レボメプロマジン)注、セレネース(ハロペリドール)、アキネトン(塩酸ビペリデン)

 ● 恐怖性不安障害
不安の対照がはっきりしている。

治療薬:抗不安剤(ソラナックス錠)等、広場や社会に対する恐怖そのものが抑えきれない場合、“場になれる”ための行動療法も必要となります。

 ● 強迫性障害
何か(鍵のかけ忘れなど)にとらわれて、その不安をうち消すために同じ行為を繰り返し、日常生活に使用を来す。

治療薬:抗うつ薬(アナフラニール等)、また抗不安剤で一般的な不安を抑える。最近ではSSRIも使用されます。

 ● 身体表現性障害、 心気障害
何らかの病気にかかっているのではと強い不安を抱く。 執拗に不安を訴え続ける。

治療薬:抗不安剤
 ⇒ 精神疾患の分類

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