Subject  : アニサキス症

カテゴリー: 健康・医療情報 


 アニサキス症
アニサキス症は、線虫のアニサキスが胃腸に、潰瘍性の好酸球肉芽腫を発生させるものである。

刺身等、生の魚介類を食べることで、アニサキスが体内に入る。 刺身による寄生虫被害の多くはこのアニサキスが原因である。アニサキス症の症状は、食後数時間のうちに始まる激しい腹痛と嘔吐である。嘔吐に際しての吐寫物は胃液のみで、下痢も一切認められないことが一般的な食中毒と異なる特徴でもある。

 【症状】
激しい腹痛、嘔吐 この後、10日間程度で胃壁、小腸に好酸球肉芽腫が発生する。

 【治療】
感染の初期段階での一般的な治療は、上部消化管内視鏡(いわゆる胃カメラ)を用いて、消化管粘膜上の虫体を確認し、生検にもちいるのと同じ鉗子を用いて虫体を摘んで取り除く方法がある。虫体を取り除くとすみやかに症状が消失することが多い。好酸球肉芽腫は自然治癒する。

出典)http://www.j-medical.net/
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