Subject  : タナトリル

カテゴリー: 健康・医療情報 > 薬学 


 タナトリル
 アンジオテンシン変換酵素(ACE)の活性を阻害することで、血圧を上げるアンジオテンシンIIの生成を抑え血圧を下げます。また腎臓のACE活性阻害作用などにより、糖尿病性腎症の改善作用を示します。 通常、高血圧症、腎実質性高血圧症および1型糖尿病に伴う糖尿病性腎症の治療に用いられます。

以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血管浮腫を起こしたことがある、体外循環で血液を浄化する治療法(血液透析など)を受けている。

妊娠中、妊娠している可能性がある、または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

 ▼ 主な副作用
 から咳、低血圧、めまい、ふらつき、頭痛、咽頭部異和感・不快感、胃部不快感、動悸、発疹、かゆみなど。
・呼吸困難、顔・舌・のどのはれ、じん麻疹 [血管浮腫]
・鼻血、歯ぐきの出血、手足のあざ [血小板減少]
・尿量の減少、むくみ、けん怠感 [急性腎不全、腎機能障害の増悪]
・手足や唇のしびれ、筋力の減退、手足の麻ひ [高カリウム血症]
・高熱(38度以上)、皮膚粘膜の発疹・水疱・皮膚の広い範囲が赤くなる、目の充血や唇のただれ [紅皮症(剥脱性皮膚炎)、皮膚粘膜眼症候群、天疱瘡様症状]

 ⇒ 心臓病(循環器疾患)の薬と働き

[メニューへ戻る]  [カテゴリー一覧]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]